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【2024】アクトウィル|口コミや審査・評判をまとめて解説【最新】

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銀行や信用金庫の融資審査に通過できない場合には、ノンバンクのビジネスローンの利用を検討したいところです。
ノンバンクのビジネスローンは、銀行等と比較すると利率こそ高めではありますが、審査の迅速性や柔軟性の面においては優れており、運転資金の調達をはじめとした資金調達を急ぎたい場面ではとても役立ちます。

本章ではノンバンクのビジネスローン事業者として有名な「アクトウィル」を取り上げ、提供中の金融商品の詳細や運営元の情報、利用条件、口コミや評判などをまとめて見ていきます。利用を迷われている経営者の方は、ぜひ参考にしてください。

アクトウィルの運営元と事業概要

アクトウィル

まずはアクトウィルの会社概要を確認してみましょう。

 

社名 アクト・ウィル株式会社
登録番号 東京都知事(4)第31521号
資本金 5500万円
設立 平成25年 5月 9日
資本金 5500万円
営業種目 信用保証融資、不動産担保融資、商業手形割引、有価証券担保融資、商業手形担保融資、ファクタリング融資、車担保融資、売掛債権担保融資
本店 東京都豊島区東池袋3-11-9
代表者名 谷口友祐
TEL / FAX 03-5944-9168 / 03-5944-9169
主要取引銀行 きらぼし銀行 東池袋支店
当社が契約する貸金業務に
かかる指定紛争解決機関
日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
〒108-0074 東京都港区高輪3-19-15
TEL 03-5739-3861
加盟団体 日本貸金業協会会員第005834号

 

アクトウィルが設立されたのは平成25年の5月。入れ替わりの激しいビジネスローンの業界では、息の長い経営をしているようです。
また、貸金業登録番号の更新もされているため、貸金業者としての健全性は保たれているといえるでしょう。
一点気になるのは、代表者名が前回の調査時から変更されている点。ノンバンクのビジネスローン会社の代表者が変更されるケースはあまり多いとは言えません。おそらく、以前の代表者が会社を譲渡した、もしくは退任にともなう変更などいくつかの理由が考えられますが、事業内容等は維持されているため、利用者側への影響は何らないといえるでしょう。

経営期間が長いということは、ビジネスローン事業者としての高い信用度を証明しているといえます。

公式サイトも見やすく整理されており好印象です。

アクトウィルの公式サイトはこちら

アクトウィルの金融商品

アクトウィルの金融商品

ここからは、アクトウィルが2024年時点で提供している融資商品についてみていきます。
オフィシャルホームページでは、合計7つの金融商品が紹介されています。

①信用保証融資

会社や経営者個人の信用を基に、原則無担保で貸し付けを受けられるプランです。少しイメージしづらい商品名ですが、銀行におけるプロパー融資と同類の金融商品だといえます。

融資額 500万円まで
利率 年利10.00%〜20.00%
返済期間 12ヶ月以内
返済方式 一括
遅延損害金 年率20.00%以内
保証人 原則不要、場合により必要となる
担保 不要
返済回数 1~60回

②不動産担保融資

こちらは不動産を担保に、大口の融資を受けられる金融商品のようです。最大5,000万円までの借り入れが可能なようですので、設備投資や新規事業の立ち上げなどに最適でしょう。

融資額 5000万円まで(5000万円以上も相談可)
利率 年利8.00%〜15.00%
返済期間 12ヶ月以内(書き換え継続も可能です)
返済方式 一括
遅延損害金 年率20.00%以内
保証人 不要
担保 不動産
返済回数 1~60回
事務手数料 1.00%〜3.00% ※融資額に対する料率
その他 (根)抵当権設定費、印紙代、物件調査料等の実費が必要

③商業手形割引

手形の割引により、早期の現金化が可能になる金融商品です。利率は、振出人が上場企業か非上場企業かによって異なるようです。

振出企業が上場している場合 年利5.00%〜15.00%
振出企業が非上場の場合 年利9.00%〜20.00%
担保 商業手形

④有価証券担保融資

株式などの有価証券類を保有していれば、これを担保にして事業資金を借り入れることもできます。

融資額 500万円まで(500万円以上も相談可)
利率 年利8.00%〜20.00%
返済期間 1年以内
返済方式 一括
遅延損害金 年率20.00%以内
保証人 不要
担保 有価証券担保
返済回数 1~60回
事務手数料 0.00%〜3.00% ※融資額に対する料率

⑤車担保融資

担保力を有する自動車があればこれを担保に供することもできます。車を売却することなく、流通相場と同等の金額までを借り入れできる点が大きなメリットでしょう。

融資額 500万円まで(500万円以上も相談可)
利率 年利6.40%〜15.00%
返済期間 36ヶ月以内
返済方式 自由返済方式
遅延損害金 年率6.40%〜15.00%(同率)
保証人 原則不要、場合により必要
担保 自動車
返済回数 1~60回
事務手数料  1.00%〜3.00% ※融資額に対する料率

⑥商業手形担保融資

自社で振り出した手形を担保に供して、融資を受けられる金融商品です。運転資金やつなぎ資金の調達にあたって、手形の振出を有効活用できるといえます。

融資額 500万円まで
利率 年利9.00%〜20.00%
返済期間 12ヶ月以内
返済方式 一括
遅延損害金 年率20.00%以内
保証人 場合により必要になります
担保 商業手形
返済回数 1~60回

⑦売掛債権担保融資

掛け取引によって生じた売掛債権を担保にして融資を受けられる金融商品です。売掛金の事前回収が可能なファクタリングとの違いは、あくまでも担保による融資であるという点です。

融資額 2億円以内(申込時の代表者の年齢が満20歳以上であること。)
利率 年利12.00%〜15.00%
返済期間 12ヶ月以内
返済方式 期間一括返済(月々の元利金返済額、最終回残元金額については要相談。)
遅延損害金 年率12.00%〜15.00%(同率)
保証人 原則不要、場合により必要
担保 売掛債権に八千代銀行を担保権者とする債権譲渡登記を行う
返済回数 1~60回
事務手数料 1.00%〜3.00% ※融資額に対する料率
その他 登記費用、印紙税等の費用(実費)がかかります

最近では、手形や小切手を基にした融資商品を提供するノンバンクは減少傾向にありますが、アクトウィルでは「商業手形割引」や「商業手形担保融資」の提供を続けているようです。
総じて、アクトウィルの融資商品は種類が豊富なため、利用者の状況や事情に応じて最適な選択が可能であることから、さまざまな事業者にお勧めできます。

アクトウィルのメリット

メリット

アクトウィルの最大のメリットは、豊富な金融商品が揃えられているため、多様な選択が可能な点です。
たとえば、小口の運転資金を調達したい場合は「信用保証融資」、大口の資金を調達したい場合は、担保こそ必要になるものの「不動産担保融資」といったように、合計7つの金融商品から、状況や事情に合わせて利用を検討できます。

運転資金の調達や資金ショートの回避、つなぎ資金や設備投資など、利用者の事情によって必要な資金額は変わってきます。

また、経営期間が長いことから実績も豊かであることは確かなため、資金繰りに関する相談に対しても最適な答えを導き出してくれることでしょう。

アクトウィルの公式サイトはこちら

アクトウィルの口コミや評判は?

アクトウィルの口コミや評判は?

ネット上を確認しても、アクトウィルに関する口込みや評判は、ほとんど見当たりません。
グーグル検索において表示される口コミ機能で、「ビジネスローンの種類が豊富で、こちらの要望に見合った対応をしてくれた」という主旨の評価がありますが、これ以外に目立ったものはないようです。
ビジネスローンに関する口コミは、そのほとんどが低評価のものです。したがって、ネット上に口コミが見当たらないということ自体、アクトウィルに対する評価も低いとはいえず、多くの利用者が満足できていると推察できます。

これだけ経営期間が長く有名なビジネスローン事業者ですから、もし何らかの思わしくない運営をするとすぐに悪い口コミが投稿されるはずですが、そういったものは一切見当たりません。

アクトウィルの利用の流れ

申し込みの流れ

アクトウィルでは、電話もしくは公式サイトのチャットボットから申しこみができます。
チャットボットではオペレーターの誘導に従って希望金額や会社名などの事項を選択、記入していくと最後に問い合わせや申し込みができるようになっています。
申し込み後、担当者からの折り返しの連絡で必要事項のすり合わせや審査に必要な書類の案内を受けます。
基本的には全国どこの企業でも契約は可能なようですが、アクトウィルでは原則として担当者が現金を手渡しすることになっています。ただし、担当者が出向いてくれるため来店する必要はありません。遠方の企業へは、担当者が出張すして対応するようなので希望を伝えましょう。

融資の実行にあたり担当者との面談が必須になるので、面談の日時までに指定された必要書類を用意しておきましょう。

なお、午前中に面談が済んでいれば、早ければ当日中に審査結果が通知されます。
場合によっては申し込み当日に間に合わせることも可能ですので、資金調達を急ぎたい場合は相談してみましょう。

公式サイトでは説明がないものの、希望すれば振り込みによる融資にも応えてくれる場合があるようなので問い合わせてみましょう。

アクトウィルを利用する場合の注意点

アクトウィルを利用する場合の注意点

融資商品を幅広く揃えており、利用勝手もかなり良いといえるアクトウィル。長い経営期間という観点からみても、信用面についての問題はありませんので万人にお勧めできます。
大きな注意点は見当たりませんが、強いて挙げるとすれば、銀行口座への送金は原則として行われていないという点でしょうか。
ただし、担当者が出張してくれるので特に大きな注意点ともいえません。一方、遠方であれば出張費などの支弁が必要になる可能性があるため、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

自社が無料出張可能なエリアか確認をとる必要があります。

アクトウィルの公式サイトはこちら

まとめ

まとめ

本章ではビジネスローンを扱うノンバンク「アクトウィル」を取り上げ、金融商品の詳細や運営元の情報、利用条件、口コミや評判などをまとめて紹介しました。

アクトウィルは、2024年の5月に設立から11年を迎えるため、ノンバンクのビジネスローン業界では“老舗”の粋に達する事業者です。最近になって、代表者の変更があったようですが、事業内容等は維持されているため、利用者側への影響はありません。

提供中の金融商品に目を向けると、信用を基にする無担保、無保証ローンの他、不動産、有価証券、自動車、売掛債権を担保にした融資など幅広く取り扱っているのでどのような会社でも、状況や事情に応じて利用可能なプランを選択できるようになっています。

また、手形や小切手の割引にも対応しているので、早期の現金化による資金調達もできます。きるのでぜひ検討しましょう。

担当者が出張対応してくれるので、遠方の企業でも申し込みが可能です。メールでの問い合わせは24時間受付中ですので、まずは気軽に連絡をしてみましょう。

アクトウィルの公式サイトはこちら